発酵ツーリズム東海の楽しみ方
自分のことは自分が主役に
今日はちょっと、発酵ツーリズム東海の中の人たちのお話を。
こんにちは。小倉ヒラクです。
発酵ツーリズム東海 は、地域のみんなが主役になって自分たちの課題は自分たちでなんとかする!という意識が貫徹しています、ほんとに。
ちょっと昔話させてください。
2019年、発酵ツーリズムを一緒に立ち上げたクリエイティブディレクターの 藤本 智士 さんと議論していました。今後もしこのプロジェクトが日本の色んな地域で発展していくとしたら?
その議論のなかで決めたことがいくつかあります。
まずひとつは、開催する地域のデザイナーやクリエイターが展示やデザインの制作をするというルール。
もう一つ、地域の人たち(醸造家やまちづくりに関わるひと)がイベントやツーリズムの企画をすること。
デザイン編集や企画を、首都圏から来た人たちが段取りしたらプロセスという財産が全然地域に根付かない。
それはもったいない!僕がすごく大事だと思っているのは、プロセスを共有すること。企画して宣伝して申し込みを受け付けて、そのなかでうまくいったり失敗したりすること。それぜんぶ大事な宝物!
実際やってみたら、うまくいくこととうまくいかないことが両方出てきます。
僕はうまくいくことだけじゃなくて、うまくいかないことも経験としてすごい大事だと思っています。集客うまくやるために打ち出し方考えてみたり、色んな知り合いに連絡してみたり、とにかく必死でやるわけなんですけど、そのプロセスこそが一番の財産なんです。
今回そのプロセスの試行錯誤に真剣に取り組んでいるのは、とりわけ三重チームだな〜と思っています。
発酵テーマのツーリズムや大人数の食事会の企画運営など、初挑戦がたくさん。
望外にたくさんの人が参加してくれて、今後の財産になることと思います。
6月最後の目玉は、6/28-29、VISONでのマルシェ&食事会イベントでした。
醸造蔵が集う日中のマルシェの後、アル・ケッチャーノの奥田シェフを迎えた食事会がありました。僕もワークショップやドリンクのセレクトで参加。
この週末の「発酵美食夜会@三重VISON」も、VISON発酵祭も大成功!
アルケッチャーノの奥田シェフ、元坂酒造の元ちゃん、りんねしゃのさちえ、みんなでさいこうの時間過ごしました!
VISON企画チーム、ほんとうにお疲れ様でした!