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発酵ツーリズム東海

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発酵ツーリズム東海の楽しみ方

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みんなは何を買ってる?スタッフのリピ買い商品はコレ!

「発酵ツーリズム東海」期間中、岐阜市「ぎふメディアコスモス」内『うまみの聖地巡礼展』横で、全国の発酵食品を販売中!

発酵デザイナー・小倉ヒラクさん厳選の逸品や、展示に登場する発酵食品がいっぱい。

展示で見たものがすぐその場で買えるって最高ですよね。
人気のものはすぐに品切れになるので、何度も来ていただくと、前にはなかったものを発見できます。

「何を買ったの?」とスタッフや知人と話すと、見事にみんな違って面白いのです。
「え!こんなのあったんだ!」と盛り上がって、また買ってしまうから、家の冷蔵庫が大変なことに!

今回は、物販スタッフがリアルにリピート買いしている商品を5 つ、ご紹介します

#01 甘酒の概念を覆す爽やかさ「黒麹甘酒」(山梨県)

  • 身体がクエン酸を欲している!という日々に助けられた『黒麹甘酒』
    普通の麹の甘酒はよく飲むけれど、黒麹ははじめて。
    本当にグレープフルーツのような甘酸っぱさがクセになる。
    原液ではちょっと濃いから豆乳で薄めてヨーグルトのようにして食べるのにハマっています。
    リピート買い3個目!(K)

  • びっっっくりした。
    ヨーグルトの爽やかさどころか、え?グレープフルーツ絶対入ってるよね?と原材料二度見した(もちろん入っていない)。
    それくらい柑橘の味。
    これは、と思い、途中からみかんの缶詰を入れてみたら大優勝
    このまま凍らせても美味しそう
    発酵って不思議。菌って名料理人だね。(H)

  • グレープフルーツみたいな柑橘の爽やかさと、後味に残る麹の甘み!マーベラスっ!! イベント開始2日目には売り切れになってしまったのですが、また、仕入れてます!!冷蔵庫ゾーンで買えます!(Y)

#02 ごつい見た目に反して爽やかな飲み口「碁石茶」(高知県)

  • プーアル茶の23倍以上と言われる植物性乳酸菌たっぷりのお茶。日本で唯一、高知県の大豊町で作られているので、東海地方では見たことも聞いたこともない。
    重石を乗せて発酵させているから、茶葉は板のようになっている…!(だから碁石なのか…)
    ひとかけらを急須に入れて、4、5分待って、いつものお茶と同じく、後は飲むだけ。
    で、味はというと、パッケージや見た目に反して、とても爽やかでクセがなく飲みやすくて美味しい!!
    こってりした食事のお口直しにもぴったり。
    植物性乳酸菌は整腸作用、花粉症、インフル予防など効果があるようで、体によく、美味しいだなんて最高。
    ショップでも初日に購入されて気に入った!と連日買いに来てくださる方も!(K)

  • 高知の山奥で作られるのに、
    なぜかシジミと同じうまみ成分のコハク酸を含むので、爽やかなんだけど、奥に旨味もあって、お勧めはお茶漬け。
    発酵って不思議やなあ。
    同じ発酵茶の阿波番茶をかなり飲みやすくした感じです。発酵茶と言われなければ気づかない程にスッキリ。(H)

#03 熟成イカスミをたっぷり加えたイカの塩辛「するめいか 墨作」(富山県)

  • イカ墨パスタが最高に美味しい!
    沖縄料理でイカ墨ソバとかイカ墨じゅーしーとか大好きでメニューで見つけると必ず頼んでしまうやつ。
    そのおいしさが作れちゃう『黒作』。
    イカ墨パスタも調味しなくてもあえるだけでカンペキ!(ニンニクと鷹の爪もぜひ)
    最近毎日ごはんのおともにも欠かせません。
    みなさん美味しいことをよくご存知なのかすぐ売れきれちゃう。見つけたらぜひ!!(K)

  • 素麺でイカスミソーメンチャンプルーを作るのもおすすめ。富山湾で代々営んできた漁師の系譜を継ぐ小さな醸造蔵、京吉さんが丁寧につくっています。(O)

#04 ぬか漬けや塩麹漬けより甘味や旨味が強い「さごはち」(福島県)

  • 漬け物が絶対失敗しない!簡単に作れちゃう『さごはち』。
    一般的な三五八(塩3:麹5:飯米8)に対して、石橋糀屋さんでは、塩3・米5・麹8の割合でより麹の旨味が感じられる仕上がり。
    以前東京の発酵デパートメントに行った時に、思わず購入したこの商品は、同じようになぜかみんな思わず買ってしまう超売れっ子。すぐ売り切れちゃう。そして、さごはちを求めるひと多数

    きゅうりやにんじん、大根など野菜に適当に塗ってビニール袋にいれて一晩冷蔵庫に置いとくだけ。
    塩っ辛くなく甘すぎることもなく、どうしたって絶妙に美味しくなるのです。私は定番にきゅうりがすき。余った野菜の端っこはさごはち漬けに限る。
    次は鶏肉、豚肉や魚で試してみたい!(K)

東京の発酵デパートメントサイトで、詳しく紹介されています→リンク

#05 鉄砲に弾を詰め込むように、瓜に野菜を詰める「養肝漬」(三重県)

  • ほぼ伊賀でしか販売しておらず、 養肝漬を買うために、わざわざ岐阜から伊賀まで何度も行っている人がいたり。
    一度食べたら忘れられない…!とリピーターになる方が続出したり。
     「養肝漬、買えませんか??」と、何度かお問い合わせをいただきました。
    リクエストにお応えし、ついに入荷が叶いました!!!

     「養肝漬」は、伊賀盆地特産の白瓜の芯をくり抜き、
    その中に紫蘇・生姜・大根・胡瓜などを細かく刻んで詰め、
    たまり醤油でじっくり2年間、昔ながらの製法で自然熟成させた逸品です。
     藩主・藤堂高虎 が陣中食として常備し、武士の「肝=志気」を養う漬物として名付けられたと伝わる養肝漬。
    また、忍者の携帯食でもあったとか。(G)

  • 私の母の実家が伊賀で、元左官の父も養肝漬が好きで、お弁当に入れたりお茶漬けにして食べてたので、スタッフ間でも話題になっているのがめちゃうれしいです(Y)

まだまだあるよ……!

まだまだ紹介しきれないものがありますので、第2段もあるかも……?

いいな、と気になったものを買って食べてみることは、醸造蔵や農家さんを応援することに繋がります。

いま、各地に根付く発酵食品、大切な食文化が気候変動や高齢化などの理由で急激に存続が危ぶまれています。(詳しくはキュレーター・小倉ヒラクさんの記事をご覧ください→「これは値上がりの問題じゃない。選択肢がなくなる危機だ」


ぜひ展示で奥深い発酵文化に触れて、気になったものや気に入ったものをお手に取ってください。
各地の風土と歴史が生んだ味の文化を、未来に繋げていく機会になれば嬉しいです。